読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

横川啓大のブログ

【相続・事業承継・不動産・保険】のことでしたら、まず横川まで

『ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング 〜エディー・ジョーンズ著』 を読みました

コーチング 横川啓大のこと

f:id:yokokawa-fp:20170220184100j:image

 

この本は、ラグビー元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が、成功するための心構え、そしてリーダーシップについて書かれた本で、お読みになられた方も多いと思います。

    ・正しい想定と十分な準備
       さらには想定以上のものを準備
    ・準備=「習慣」にする
    ・熱意なき準備は意味がない

エディーさんの提唱した「ジャパン・ウェイ」について、ビジネスにも当てはまる話がこの他にもたくさん書かれていますが、実はどこかで耳にしたことがあったり、おっしゃる通りと思われるものも多々あります。
ただエディーさんは、これを徹底的に遂行する、とにかくそのパワー、熱意がスゴイんです。

 

あの熱意はどっから来てるんだ?

 

そこがエディーさんをテレビで見ていて、あるいはこの本を手にして一番気になっていたところでした。

そして読み進めて一番響いたのが、
    ・プロとアマチュアの違い
       →結果と責任に対する姿勢
    ・選手に決断を任せたら、
        間違っても批判せず、考えさせる
        →でないと責任感やプロ意識は育たない

でした。

 

これもよく言われてる話ではあるんですが、ここの意識と覚悟が徹底してるんでしょうね。
エディーさん自身も苦言を呈していますが、日本の組織主義とオーストラリア(エディーさんはオーストラリア生まれ)の個人主義の違いもあるのか、日本の指導は、選手が自分で考えたり判断したりする前に早々と答えを教えたり、すぐに間違いを指摘したりする方が少なくない。
それだと責任感やプロ意識が育たないと。


これは日本の今までの教育のあり方にも関係しているのかなと。
今までの日本の教育は、良質な労働者を育てるための教育が中心だったのかな?、と思っているんです。私の勝手な考えですが💦。
経営者にしてみたら労働者は言われたことをキチンとこなしてくれればいいわけですから、自分で考えたり判断する能力よりも、指示したことを忠実に遂行してくれる能力の方が重宝されると思うんです。
ところが最近は、そういう教育を受けてそういう能力に長けた人がそのまま経営者になっている企業も少なくない気がします。
だから問題を先延ばしにしちゃって、責任逃れしているところがあるんじゃないのかなぁと。
逆にそれだけの責任感とプロ意識を持っているからこそ、あれだけの熱意をエディーさんはラグビーコーチングに注げているんだろうなぁ、と思ったわけです。

 

さらにもう一つ、決断に必要なものは勇気、とエディーさんは言っています。

 私も改めて、責任感とプロ意識を持ち、想定以上のものを熱意を持って準備することを習慣とし、勇気を持って決断し、行動していきたいと思いました。

 

この本のオチとして、スポーツ界における史上最大の番狂わせと言われた、2015年ラグビーワールドカップの対南ア戦の最後のペナルティーの場面が書かれています。
ここで、エディーさんの同点を狙えという指示を無視し、選手達は自主的に状況判断をして逆転を狙うプレーを選択します。
この時エディーさんは、本にも書いてありますが、苛立ち、無線のヘッドセットを外して投げつけたそうです。テレビで見てても烈火のごとく怒ってましたね。
でも結果、選手達の選択が見事にあの奇跡の逆転勝利を導いたのです。
本当の成功は部下をリーダーが超えた時に起こる、とエディーさんは記してますが、もしあそこで逆転できなかったら、エディーさん、選手達にどんなふうに接してたでしょうかね?
とても「批判せず、考えさせる」なんてことしてくれそうな表情ではなかったように見受けられたんですけどね(笑)